トワイライトエクスプレスで行く秋の北海道

H 19.9.26〜29日

トワイライトエクスプレス (Twilight Express) は、JR西日本が大阪駅〜札幌駅間で運行する臨時寝台特急列車。

東海道本線(JR京都線)・湖西線・北陸本線・信越本線・羽越本線・奥羽本線(日本海縦貫線)・津軽線・海峡線・江差線(津軽海峡線)・函館本線・室蘭本線・千歳線の12線区を経由し、鉄道会社もJR西日本・JR東日本(東日本旅客鉄道)・JR北海道(北海道旅客鉄道)を経由する。

上り列車は1,508.5kmを22時間47分かけて運行する、日本一の長距離旅客列車である。(下り列車は1,495.7kmを21時間4分)

停車駅

大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 敦賀駅 -〔武生駅〕- 福井駅 - 〔加賀温泉駅〕 - 金沢駅 - 高岡駅 - 富山駅 - 直江津駅 - 長岡駅 - 新津駅 - 〔京ヶ瀬駅〕 - 〔村上駅〕 - 〔鶴岡駅〕 - 〔酒田駅〕 - 〔秋田駅〕 - 〔大久保駅〕- 〔大館駅〕 - 〔弘前駅〕- 〔大釈迦駅〕 - (青森信号場) - 〔蟹田駅〕 - 〔新中小国信号場〕 - 〔矢不来信号場〕 - (五稜郭駅) - 洞爺駅 - 東室蘭駅 - 登別駅 - 苫小牧駅 - 南千歳駅 - 札幌駅

写真左から Twilight Express  ダイナープレヤデス(食堂車)  サロン・デュ・ノール   スイート    B個室寝台車

列車編成

大阪(五稜郭)← →札幌(青森)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 電源荷物車
A個室寝台
「スイート」1室
「ロイヤル」4室
A個室寝台
「スイート」1室
「ロイヤル」4室
食堂車
「ダイナープレヤデス」
サロンカー
「サロン・デュ・ノール」
B個室寝台車
1人用「シングルツイン」
2人用「ツイン」
B個室寝台車
1人用「シングルツイン」
2人用「ツイン」
B個室寝台
2人用「ツイン」
ミニサロン設置
B寝台
「Bコンパート」
B寝台
「Bコンパート」

〔 旅の足取概略 〕
大阪駅 → (トワイライトエクスプレス車中泊) → 札幌駅 → 札幌市内観光(時計台・大通公園) → 小樽運河・散策 →登別地獄谷 → 登別温泉(万世閣泊) → 昭和新山 → 洞爺湖・サイロ展望台 → 長万部(かに市場) → トラピスチヌ修道院 → 五稜郭公園(展望台見学) → 湯の川温泉(プリンスホテル渚亭泊)夕食後函館山夜景鑑賞 → 函館朝市 → 函館元町地区散策 → 立待岬散策 →函館空港 → (JAL2542便) → 関西国際空港

今回の旅に参加するにあたって欠くことのできないポイントは、豪華寝台特急トワイライトエクスプレスに乗ることでありました。

旅の足取りにしたがって写真で紹介します。

Twilight Express

26日12時03分に大阪駅を出発、よく朝午前9時07分に札幌駅着まで

大阪駅 トワイライト
食堂車
シャワールーム
日本海の夕暮れ 朝日 札幌駅

夕日は富山から直江津の手前あたりでサロンカーから、日の出は五稜郭から洞爺駅の手前で、いずれも天候に恵まれました。
(朝6時前。内浦湾沿いの空に広がる赤い帯。 トワイライトという言葉には夕焼けの他に、朝の薄明かりという意味もあります。昨日は夕日、
そして今朝は日の出と、太陽が最も美しい時間を両方とも拝むことができました。こういったものを見れるのも列車の旅ならではでしょう。)

27日札幌市内から登別温泉まで


時計台

札幌テレビ塔
小樽運河 登別地獄谷 登別地獄谷

*地獄谷は、今から約1万年前に、左側の笠山が爆発して出来た爆裂火口の跡です。その大きさは、約11fあり、        
東西長径450bもあります地獄谷の地表には、小さな爆裂火口や噴気孔や湧出口があり、ガスと高温の温泉を湧出しています。
地獄谷には15の地獄あり、・名称は次のとおりです。  機銃地獄・鉛地獄・鉄砲地獄・大地獄・竜巻地獄・昭和地獄・不老泉・   
涙川虎地獄・釜地獄・オハツ地獄・大砲地獄・奥地獄・目の湯・乙女湯・湯の花畑

28日登別温泉から湯の川温泉まで

歓迎の鬼
万世閣
昭和新山 洞爺湖展望台 羊蹄山
ウインザーホテル洞爺
五稜郭タワー
五稜郭 タワーから函館山を
トラピスチヌ修道院

ウインザーホテル洞爺は平成20年7月にサミットの開催されるホテルとして一躍注目をあびている。(見晴らしのよい山の頂上にある)

*五稜郭公園  北方防備の目的で造られた、日本初のフランス築城方式の星型要塞。             
 幕軍と官軍の最期の戦いである箱館戦争の舞台となったことでも有名。
  

*トラピスチヌ修道院明治31年にフランスから派遣された8人の修道女が設立した日本初の女子修道院。 
  テレジア、ジャンヌダルク、天使ミカエルなどの聖像や資料館があり、道なりに牧歌的な草原が広がっている。

28日の夜景から29日函館空港まで

部屋の露天風呂から 部屋からの夕焼け 部屋からの夜景 漁り火
函館山からの夜景 函館山からの夜景 函館の朝市 函館の朝市 函館の朝市

ホテルの部屋からの眺めはすばらしく、部屋の露天風呂からの渚・夕日・漁り火・そして函館山方面の夜景と最高でした。
(夕食後はいよいよ期待にふくらむ、函館山展望台からの夜景は言葉手は表現できないものが・・・・・)

*函館山からの夜景標高334m、展望台からの夜景は世界一との評価も受けている。                  
頂上からの展望は昼も夜も素晴しいが、特に夕暮から夜にかけての景色がおススメ。
一年のうちでは、秋と冬が一番美しいといわれている
                     
*函館の朝市函館の市場の代表格。旬の魚や野菜、果物、乾物、菓子まで450軒もの店舗がひしめきあっている  

元町公園散策
落ち着いた町並みを40分ほどかけて散策しました。

写真歴史観 旧函館区公会堂 公会堂から函館湾を 八幡坂 函館ハリスト正教会
立待岬 立待岬 路面電車 函館空港

*立待岬 函館山・夜景の南端に突き出た岬で、津軽海峡をはさんで下北・津軽半島を彼方に望むビューポイント。
夜はイカつりの漁火を間近に眺められるロマンティックな場所でもある。岬へ向かう途中に啄木一族の墓がある